○一般練成会に何回も参加しているが、野点や寺院巡りに感動した。
参加動機は、長寿練成会に年齢制限がないことを知り、プログラムを見ていたところ、
一般練成会や短期練成会と異なり、ゆったりしたペースで内容も野点や寺院巡りなどがあることを知り、
この11月下旬の京都で、そのような練成に参加したら楽しそうだなという単純なものでした。
この半年近く、毎月のように10日間練成に足繁く通い、
そのお陰で人生苦から逃れたいと切望していた私はすっかり救われ、
健康そのものとなり、今回は呑気に楽しんでこようと思いたち、
研修生がされている伝道実践コースから加えて頂き、参加しました。
23日に行われた野点は、秋の陽光がお庭の紅葉を色とりどりに照らしだし、
温かく、風もない中で、和装の職員さんから点てて頂いたばかりのお抹茶を頂き、
お菓子も頂き、どの方々も皆笑顔で嬉しく楽しい時間を満喫させて頂きました。
24日の万福寺でも同様、お寺の素晴らしさもさることながら、紅葉が大変繊細で美しく、
やはり皆さん愉しそうで、快活に住職さんに質問されたり、私自身も生まれて初めての秋の京都で、
室町時代からの由緒ある大きな寺院内の散策に感激の余り、時を忘れるほどでした。
夜は自然との調和や、環境問題対策などの講話がありました。
私には難しいことは解らないところもありますが、「生活には美と豊かさを」との祈りは、
私がこの練成中に感じた美しさに感動し、素晴らしい景色の中で「幸せだな」
と感じた気持ちと少しも違わないなと思いました。
苦しい時には美味しいとも美しいとも感じることが出来なかったし、
景色を観賞しようという心の余裕も無かったけど、この3日間は、
信仰の道を長く歩まれてきた方々と共に時間を過ごすことが出来、
ご長寿の方々の朗らかさの中で過ごすことが出来、とても楽しかったです。
特に印象深いのは、眉間にシワを寄せている人などいなくて、
皆さん普段から笑ったようなお顔でいらっしゃったことです。
私もこんなふうなお婆ちゃんと呼ばれる年齢まで元気に笑っていたいなと思いました。
このような心境の中で行った浄心行は、またいつもとは違ったことが沢山出てきて、
思ってもいなかった自分の気持ちに気が付きました。
私は自分を幸せになる資格がない人間だとの思いがまだ心の隅っこに沢山あったのでした。
もう10年も前の離婚寸前の事が癒されていないことに気付かされました。
長寿のご夫婦を見ていて、中睦まじく過ごされる姿を見て、私ももっともっと幸せになって、
神様に喜んでもらいたいと思いました。
だから今回の私の決意は、1年後、10年後より、もっともっと幸せになるということです。
今回共に過ごさせて頂きました全ての方に感謝致します。有難うございます。
※写真は屋内で行われた時のものです。
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