886孫の就職決定の朗報と献労中に気付いた親の恩!

12月一般練成会 発表日:H25.12.20

○孫と昨年参加。就職できた。今回は父母に感謝できた。

  昨年の12月、孫の就職問題で、孫と一緒に練成を受け、
その後、就職が決まりましたので、お礼に今回は私一人が参加しました。

  孫は生長の家は知らないけど 「お婆ちゃんの言う所なら」 との返事で、
二人で初めて宇治へ参りました。

  何も知らない孫は初め少しビックリしたようでしたが、
他の練成参加者の方々にお声をかけてもらい、
気分が良くなったのか、友達も誘いたいと言い、
その友達3人も終わりまで受けました。

  そして帰ってからは学んだ事を実行に移しました。
私は毎朝、神想観の時、孫の上司への祝福の祈りをしていました。
そして時間を決めて聖経読誦を1ヶ月間続けた或る日、
孫から就職が決まったとの知らせがあり、現在は元気に勤めています。
有難うございます。ご先祖様にも早速報告をしました。


  ところで私の家は柚子栽培をしています。
今年は豊作で、11月過ぎても収穫が終らないのです。
12月10日を過ぎてようやく終りました。

  しかし、出荷の作業があり、主人にその作業を残しては宇治へ行けないと思っていたら、
15日に主人が行ってこいと言ってくれたので、その夜、夜行バスで京都へ到着しました。

夫の声は神の声でした。

そして今回の練成の感謝行の時です。

  「お父さーん、ありがとうございまーす」 の山口先生の迫力ある声が
私の胸の奥深く響いてきた時、畳の目が見えなくなりました。

  私が生まれた時、父は他界しており、私は父の顔も知らずに育ちました。
私はこれまで待ち望んだ子供の成長を見ることの出来なかった父の気持ちを
考えたことなどありませんでした。

  そして母一人で育ててくれた苦労、それも持病の喘息に度々苦しみながら、
物資も乏しく、3度の食事にも不自由し、治療もままなりませんでした。

その貧しい、苦しい時に母は生長の家に触れました。

  しかし、私が14歳の春、母は他界してしまい、真理を知らなかった私は大きなショックを受け、
この世には神も仏も無いと思うようになり、生長の家を忘れた生活をしていました。

 ところが、「お父さーん、お母さーんと、何回も何回も言っているうちに、
単に親に感謝するのではなく、父の気持ちと母の気持ちになって考えることが出来ました。


  貧しい生活だったので、親から貰った財産は何一つ有りませんでしたが、
五体満足な身体、「人間一人一人の細胞は60兆ある」という、そんな健康な身体、
75年間これといった大きな病気もしなかった丈夫な身体を頂きました。

 更に母が「人間は神の子である」という真理へ導いてくれたことを思うと、
今まで感じたことのない感謝の念が沸々と湧いてきました。


  「そうだ、帰ったら感謝の心を込めて、聖経読誦をやろう」と思い、
聖経千巻読誦表を頂きました。そんな気持ちにまで導いて下さった諸先生方、
職員の皆様方、一緒に練成を受けた神の子の皆様、本当にありがとうございました。