○浪人生活で不安であったが、神の子の自覚ができた。
私は今回、受験生活の中で、直ぐ自信をなくしがちな自分を変えたくて参加しました。
1年間の浪人生活では、朝涙を流す事から始まるほど不安と焦る日々でありながらも、
唯がむしゃらに勉強しました。
私は 「早く合格して、世の為、人の為になるぞ!」 という強い使命感を持っていたので、
どんな困難があったとしても11月頃までは乗り越える事が出来ました。
何故このような使命感を持てたかというと、昨年の3月に1ヶ月だけ研修生をさせて頂き、
素晴らしい経験、出会い、そして、毎日無我献身の行に励みながら真理を深める生活を送る中で、
本当に自分がやりたいことが見つかったからです。
しかし、なかなか結果が出ず、今のままでは目指している学部は難しい状況となり、
自分を信じることが出来なくて 「どうせ落ちるわ」 と、負の感情で心がいっぱいになっていきました。
「宇治で学んだ事を生かせてない」 「自分に負けていて自信がない」 など、
自分が嫌で嫌で劣等感の塊になりました。
そんな気持ちで受験を迎えたので、もちろん合格しませんでした。
しかし、研修生をすることで得た使命感を簡単にあきらめたくない気持ちはあったので、
また1年間頑張るためにも心の持ち方を変えたくて参加しました。
今回の練成は全て自分のためになるご講話ばかりで、刺激的な毎日でした。
特に神様に全托する気持ちで神想観をしていない事に気付いた時は
最も大切なことを抜かしていて衝撃を受けました。
今まではただ完全なる自分を想い浮かべるだけで、
「自分は神の子なんだ」という自覚が祈りの中で全く出来ていませんでした。
しかし、意識して祈ることで、全て神様の御心に従えば良いんだということが
なんとなく分かったような気がしました。
すると少し安心感が生まれ、神様に守られているような気がしました。
これからは劣等感を抱く暇があったら 「私は神の子」、困難に直面しても「私は神の子」と
潜在意識にすり込めるぐらい 「神の子、神の子」 と唱えながら神想観をするようにします。
このようにすることで自分がどう変われるか、とっても楽しみです。
辛い、辛いと思っていた受験に対しても、今では生長の家の教えを
しっかり学ばせて頂けるチャンスを与えられたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
神の子の自覚を深め、何事にも感謝し、しっかり生活に生かせるように頑張ります。
最後になりましたが、生長の家の教えを私に導いて下さった家族、ご先祖様、
そして素晴らしいご講話をして下さった先生方、練成を影で支え、
時には心の支えともなって下さった職員、研修生の方々、本当に有難うございました。 |