夫との仲の不調和が続き、ストレスから子供に八つ当たりするようになり、
次第にエスカレートし、何かにつけ怒鳴り、時には暴力をふるうこともありました。

　泣き叫びながら「死にたい」と繰り返し、夫と娘は実家に戻りました。
義母から「生長の家に行っておいで」と勧められ、何も知らぬまま
一般練成に連れて来られました。

　ここでの体験は私にとって、全てが衝撃でした。
子供の事で来ていたのに、母親を憎み軽蔑していたことに気付かされ、
浄心行で私の全ての悪い心を焼いて頂きました。

　すると驚くことに、次の日の感謝誦行で目を閉じていると、
母親が満面の笑みで私を見ているのです。
私まで嬉しくなって笑ってしまいました。

　先生に「それが本当のお母様の姿なんですよ」と言って頂き、
「私は母にとても愛されて育ったんだ。私も母を愛していたんだ」
と心から思えるようになりました。
そうすると、心の底から子供に対する愛情が、抑えきれないほど
湧いてきて止まらないのです。

「すべてが繋がっているんですよ」とも言って頂きました。

　今までの暴言、暴力を心の中で詫び続けながら、
これからは精一杯の愛情を注いで育てていきたいと思います。

　また、私に二人と母親にも、流産児と人工中絶児がおり、
供養しているつもりでしたが、形だけで安心していたことも気付かされました。
本当に辛く悲しい思いをさせていたのだと実感しました。

　最後の「祈り合いの神想観」で母親を含む家族全員が
仲良く暮らしていけるよう祈った時、
「流産児も家族なのだ。いつも心の中にいるのだ。実は大家族で楽しいのだ」
と思ったら、瞼の中にフラッシュの光が二、三回光り、温かい気持ちになりました。

　それと、他の参加者の方々から「笑顔が良くなった、変わったね」
などと声をかけて頂き、私自身が嬉しく、自分に自信が持てるようになりました。
今は全く不安はありません。これから起こる全ての事を楽しみにしています。

次は同じ苦しみを持つ人達の役に立ちたいと思っています。
全ての皆様、本当にありがとうございます。