私が今回一般練成会に参加した動機は、夫婦不調和、家庭不調和に伴い、
長男が不登校となったことです。
昨年6月頃、不調和がひどくなり、高校生の長男は急に学校に行かなくなりました。
小学3年から中学3年まで野球を続け、高校生になってからは怪我が多かったので運動部は止め、
生徒会に入ったり、文化部で輝いていた時もあったので、「こんなことになるなんて」と、驚きました。
夜はゲームをし、昼はカーテンを閉めて寝ているし、気に入らない事があると物を壊しました。
私は毎日子供がどうしているか気になり、仕事をしている時も全身鳥肌が立った感覚になったり、
ご飯が食べられなくなったりしました。
時々怖い言葉も発するので、家に帰ると家があるかなと思ったこともありますし、
夜中にガラスを割られた時は実家の母に泣きながら電話をしたりしていました。
そんな時、以前から生長の家を信仰していた母は私に
「子供を神の子として実相を拝むように」
と私に言いましたが、私は何のことか分らずにいました。
そんな母に生長の家の練成会に参加することを勧められ、
昨年の11月の短期練成会に参加させて頂きました。
初めて来た宇治の錬成道場の玄関では、合掌され「ありがとうございます」
と挨拶して頂きましたが、私はわけが分からず「こんにちは」と返したりしていました。
最初の面接では、長田先生に来た経緯を涙ながらに話しましたが、
「ただ感謝して下さい」と言われ、「何に対して感謝するの」とか、
「感謝するような事されていないのに私が感謝しなきゃいけないの」
とか思いました。
個人面談では楠本先生にお話させて頂いた時、
「裁く側から感謝する側になったんだ。10日間来れば子供は良くなるよ」と言われました。
私が宇治から帰った時、長男はとても元気で、
「お風呂掃除したよ」とか言ってくれ、嬉しかったです。
表情も良く、元気に学校へ行くようになったので安心しました。
けれど、しばらくするとまた学校に行かなくなりました。
私は楠本先生の「10日間来れば良くなる」との言葉を思い出し、
一般練成会への参加を決めました。
宇治は2回目だったし、「ありがとうございます」の挨拶も普通でした。
友達も出来、楽しいし、ご飯は美味しいし、講話も面白いし、声を出して笑っていると、
「あなたは絶対大丈夫よ」とか「笑っていたらいいの」と言ってもらえ、
本当に大丈夫な気がしてきました。
「宗教するなら離婚だ!」と言っていた夫にも「神の子の素晴らしい旦那さん、ありがとうございます」
のメールを送っていました。
3月16日に夫から着信が入っていて、それも10分の間に17回入っていたので、
慌てて講話を抜け出し、電話しました。
「すぐ帰ってこい」とか言われるかと思うと、
私はデパートの駐車場の端に車を置き、タクシーで駅に行ったのですが、
6日間も置きっぱなしにされているので、不審に思ったデパートの職員さんが警察に通報し、
夫に連絡が入ったとのことでした。
夫の声は優しく、デパートに連絡をするようにとのことだけ私に伝え、
電話を切りました。夜は感謝のメールを夫に送りました。
私は今までこんな小さな事でも夫にしてもらえていることに感謝出来ていませんでした。
いちいち細かい事とかしてもらっても「ありがとうございます」と感謝出来ていなかったことに
気付かされました。
榎本先生に個人面談をして頂いた時は、「女性は愛するより愛され上手になることです」
と言われた言葉が私の心に響きました。
愛され上手とは、〝 嬉しい、楽しい、ありがとう ″と喜ぶこと。
「私は今迄本当に愛され下手だったなー、そんなこと私だって出来る」って思ったり、
逆に「どうしてしてくれないの」と思ったり、
また、子供が結婚前に出来たこともずっと気になっていたのですが、
夫に寂しい思いをさせ、苦しめていたことに気付きました。
子供の事で来させて頂いたのに、夫の事ばかり考えていました。
子供は両親が仲良くしていればほっておいてもいいらしいので、
神様にお任せして私はお父さん、お母さん、ご先祖様に感謝、
そして魂の半身である神の子の夫に感謝し、
喜んで生活したいなと思わせて頂けるようになり、
来た時と心が変わっていました。
阿部先生は日常生活と共に祈りも大切と言われていたので、
朝は聖経『甘露の法雨』、神想観、夜は聖経『天使の言葉』を
感謝して誦げさせて頂き、榎本先生のような素敵な大調和の夫婦、
家庭となることを決意します。
そして「幸せを掴みました」と宣言します。
笑いの大会でも賞を頂いたので、その笑いを日々継続します。
10日間有難うございました。 |