○夫婦不調和で参加。感謝できた。
以前、短期練成会の一部に参加していましたが、
この10年ほどの間に起こってきた健康、離婚、経済問題など、
諸々の難事が自分にとって混迷を極め、
谷口雅春先生はじめ、多くの先生方のご著書やご講話、
そして自身の祈りも、ただ事態を難しくさせるばかりで、
にっちもさっちもいかなくなり、もう全ての人間常識を捨て去るつもりで
4日間ではありますが全日程に参加することにしました。
「人間神の子」 「実相のみであって現象はない」 とのことは
頭でさんざん理解しているつもりでしたが、どうしても心の中に落ちてこないことが
ずっと引っ掛かっておりました。
浄心行によって心は軽くなっても、こればかりはなかなか・・・と思っておりました。
ところが3日目の午前、長田先生のご講話の終わり頃、ホワイトボードに
「実相、肉体、現象、心・・・」 と書かれて、
「これらを一つ一つ消していくのではない、もともとないんです」とおっしゃり、
ホワイトボードから 「実相」 を残して、サッと消されてしまいました。
その瞬間、長いこと自分の頭の上の方で重く乗っかっていた何かが
ポロリと取れたような感覚があり、「何だ、もともとなかったのか」と、
言いようのない晴れやかな、何とも軽い心持ちが広がってきました。
それまで何とか理解しようと一所懸命に頭で頑張っていたことがウソのように、
その後に続く先生方のご講話がまるで水のようにスーッと入るようになりました。
半ばヤケクソで参加するつもりだった笑いの大会でも
10年近く溜まった心の垢の大掃除とばかり、思い切り笑うことが出来、
お陰様で二等賞を頂きました。
現実の問題は確かに残ったままですが、どういうわけか、
「もうこれで大丈夫だ」との気持ちをしっかり持てるようになりました。
この上はもう自らの光で全ての人・物・事の持つ光りを拝むのみと思い、
断固神の子として生きていく決心を致しました。
この度、私を宇治へと再び導いて下さった両親やご先祖様はじめ、
多くの方々のご愛念には感謝するばかりです。 |