○夫婦不調和で参加。妻に感謝できた。
今回この練成会に参加させて頂いた動機は家庭調和の教えを授けて頂きたいと思ったからです。
私ども夫婦は結婚して20年になります。
結婚前に恋愛期間が約10年ありますので、約30年の間、途中何ヶ月か離れた時はありますが、
共に時間を共有して参りました。
5年前に22年勤務した会社を辞め、転職し、単身で東京へ行き、
そこでの仕事が上手くいかず、2年で現在の住居へ戻って参りました。
それからまた仕事を探し、半年後に今度は名古屋の会社へ単身で就職致しました。
そして2年が経った頃、家内の様子がおかしいことに気付きました。
週一回名古屋から帰宅していましたが、態度が冷たくなり、
段々と自分の居場所が家庭から消えていく寂しさを感じるようになりました。
そして、ある日、彼女に
「どういう仕打ちか、僕は家庭の為に働き、何の不義理もしていないのに、どういうことか」
と、強い文面でメールを打ってしまいました。
しばらくして彼女から長い長い文章の返信がありました。
そこには結婚当初から私が彼女に与えてきた辛い思い出の数々が書かれていました。
気付かなかった私は深く反省し、会社にお願いをして大阪の支社で仕事が出来るように
取り計らって頂きました。
それから1年、家事で出来る事は積極的に行い、私の罪を償おうと、
自分なりに努力してきました。
また1年経ったある日、私と娘が見ていたテレビの音がうるさいと
勝手にボリュームを下げられた時、
また怒りが込み上げ、彼女を怒ってしまいました。
それが発端となり、離婚話にまで至ってしまいました。
彼女は、深い話し合いには応じてくれず、本心が分らないまま
現在も口をきかずに暮らしています。
彼女は20年来、生長の家の教えに触れていますので、
彼女がどのような考えをもって今暮らしているのか、
少しでも知りたくなり、先日の土日に伝道練成会、
そして今回、短期練成会に参加させて頂いた次第です。
どうしたら良いか阿部講師に伺い、祈りの大切さを教えて頂きました。
今回のご講話の中で、「問題に取り組むのではなく、問題は現象であり、本来はないものだ」
と教えて頂きました。
「夫婦間に長い年月がもたらしたこの問題も本来は無いのだ」
「彼女の実相を観つめ、そして祈りの生活を始めようと」決意致しました。
朝の時間を生かし、一日一回は必ず祈ること。問題に執着せずに放つこと。
自分自身の実相を観るために「神の子」と感謝を唱えること。
そして困った時にこそ笑うこと。
今後、以上を実践し、夫婦調和に邁進したいと決意しました。
ありがとうございます。 |