945,自分のこれまでの境遇は母のせいではなかった!

4月短期練成会 発表日:H26.4.7

○不調和の父母を責めていたが、感謝できた。

 今年の2月、祈っていたらふと「仕事を辞めて宇治の一般練成会に参加し、
自分に自信をつけることが大事だ」と思いました。

 高校で講師を続けていたものの、正式採用の試験には16回不合格となり、
自分には別の使命があるのではないかと考えているところでした。 

 初めて受ける一般練成会は感動と気付きの連続でした。
一番感じたことは、「人生は魂を磨く勉強の場である」ということです。
私は採用試験に不合格となる中で、自分を表現することが苦手であると感じていました。

 講話の中では父母への感謝の話しがあります。
「父母と和解していないと世の中の男性、女性ともうまくいかない」との話しがあります。
そこで私も練成会の中で父母とのあり方を改めて考えてみました。
そこで気付いたことがありました。

 私は中高生練成会に参加して以来、20年経ちますから、浄心行を何度も受け、
父母が私を愛して育ててくれたことは分っているつもりでした。
しかし、まだまだ心の奥底に溜まった思いがあったのです。

 Sまず、私は母を裁いていたことに気付きました。
私が幼い頃、父は働いておらず、時々母に暴力をふるっていました。
そんな生活から逃げようと、母は私を連れて家出をし、鳥取県で4年間生活しました。

 私は環境が変わったせいか小学校の時いじめられるようになりました。
友達から嫌なことをされても言い返せず、本当に辛い思いをしました。

 私は生長の家を学んできていたために
「子供の問題は親の問題」「妻は夫を中心者として立てるべき」
などと母を心の中で裁いていました。

 そして自分が内気な性格になったのも、自分の人生がうまくいかないのも母のせいであると、
心の奥底で思っていたことに気付きました。

 講話を聴き、考える中で、自分が魂の向上のために両親を選んで生まれてきたことに気付きました。
そう思うと今まで神の子だとは思えても赦すことが出来ていなかった小学校の時の友達二人も、
私に何かを教えてくれる存在だったのだと、赦せるようになりました。


 父については私に愛情はそそいてくれたものの、自分の都合で母が仕事をしていると、
今すぐ帰って自分の世話をするように言うなど、現象的には嫌な面がありました。

 しかし、父の実相の姿を祈る中で、「父は本当はどれだけ人並みに働いて家族を養いたかったことか・・・けれども、身体が動かなかったのではないか」と思いました。
そして4年間、別居生活をしていましたので、その時の父の寂しい気持ちも察することが出来ました。

 まだ今後の進路が決まっていませんが、とりあえず周囲の人の祝福、希望実現を
毎日祈っていきたく思います。それと、親戚の永代供養と次の一般練成会に母を連れてきます。

運営の方々、今回縁あって一緒に参加して下さった皆様、お世話になりました。ありがとうございました。


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