この度、この研修会に参加するようにと職場から勧められたときは、
正直乗り気になれませんでした。
北海道からの参加で、前日泊を入れて四泊五日、そして実家に
四歳の息子を預けての参加になるからです。
今までそんなに長い間、息子と離れたことはなかったし、
気になって研修どころじゃないだろうと思っていました。
前日に少し京都観光を楽しんだ後、宇治へ。
研修一日目はその雰囲気に圧倒されっぱなしで、すごく疲れました。
「神の子」と呼ばれ、「ありがとうございます」と手を合わされる。
とんでもない所へ来たなというのが初めの印象でした。
二日目は朝早くからの起床で、話には聞いていましたが、
とても眠い中、神想観を行いました。
その後先生方の講話を聴き、
「自らの身に起こっているマイナスの出来事は魂を磨く砥石となること、
逃げてもまた同じ事が起こる」という話しを聴き、全くその通りだと思いました。
浄心行では私自身、心の中にしまっていた負の気持ちがあること、
ただそれに気付かないふりをしていたことに気付き、少しですが
スッキリ出来たのかも知れません。
三日目の研修では先祖供養の大切さと環境問題について考えさせられました。
日頃から仏壇に手を合わせたり、お墓参りに行ってはいますが、
今日は感謝の気持ちを伝え、特に祖父母との思い出を沢山思い出しました。
また帰ったら少し離れた所に住んでいる祖母に
京都のお土産を持って会いに行こうと思いました。
研修三日目の夜、電話で息子の様子を聞くと「おりこうさんにしてるよ」との返事。
息子の生長を感じ、嬉しく思う反面、私も負けられないなと思いました。
最後にこのような機会を与えて下さった会長はじめ、職場の皆様に感謝し、
この四日間の研修で学んだことを日頃の診療に役立てられるよう
頑張って勤務させていただきたいと思います。ありがとうございます。
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