○初詣練成会に参加。妹の統合失調症が癒されたので再度参加した。
今年の初詣練成会に始めて妹と二人で参加しました。
妹は十五年ほど前より不登校から引きこもりになり、
二年前に統合失調症と診断されました。
自閉症気味で、他人との接点や会話が全くなかった妹が
四日間の練成を受け、少しずつ外に出られるようになり、
笑顔を見せることが多くなりました。
断絶していた父との関係も良好になり、
三月から福祉施設で週四日の内職を
始めることが出来ました。
他人との会話や意志の疎通が出来るように快復し、
家族以外の仲間が出来、あまりの快復ぶりに
精神科の先生も驚いています。
おそらく初詣練成会で楠本先生の流産児の供養の講話をお聴きして、
我々の兄弟姉妹になるはずだった三人の御霊を供養させて頂いたことが、
これほどまでに大きな転機となったように思います。
流産児さんについては、四年前に他界した母からずいぶん昔に内緒で聞いた話ですが、
家には祀っていない水子さんがいるとのことでした。
宇治に来て講話を聴き、彼女の症状と一致するので
「これは放っておけない。絶対我々が懺悔し、お祀りしないと」
という気持ちで拝ませて頂きました。
妹の社会復帰がまさか現実のものとなるとは正直私も父も思いませんでした。
今回は我々をここまで導いてくれた宇治別格本山の皆様と、亡き母と、
我々の兄弟姉妹の御霊様に感謝の気持ちで二日間だけではありますが、
お参りさせて頂きました。
先祖供養祭と流産児供養祭の時、招霊をさせて頂きました。
初詣練成会の時に優しくお世話して下さった方が偶然にもお隣に座っておられ、
また手助けして頂きましたご縁の深さを心より共に喜び合うことが出来て、
本当に宇治は不思議な所だと心底思いました。
今後は先祖供養の物施法施を今以上に励み、
早送りでもいいから聖経を読む機会を増やして、
光明化を心掛けていきたいと思います。
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