今回の参加動機は、今年に入ってから研修生をさせて頂いて、
半年経ったので、
長田先生に勧められたからです。
今回の練成会は、私にとって最高に素晴らしい練成会でした。
体験は昨年の11月の一般練成会を受講して、その時の動機は病気でした。
大阪で複数の病院で診てもらいましたが、診断結果はみな同じものでした。
それで、病気がどんどん進行していく恐怖心を、どうすることも出来なくて、練成会に参加しました。
11月の練成会では、悪化の一途を辿る病気の進行に対して、恐怖心を捨てることは出来ました。
ですが、心の奥底では、一進一退の病状を掴んでいる事に気付かされました。
練成会に参加された方で、治病の体験や快方に向かっていく体験談を話されている方を見ると、
自分の事のように嬉しく思う反面、「自分はまだ良くなってないのに」「治ってない」と思うと、
心の中は口惜しさで一杯でした。
ですが、諸先生の「病本来なし、現象本来なし」の明るい講話を聴いていると、
「あぁ、病気なんて自分が作り出した心の影だったんだ!
不安に思うことなんて何一つなかったんだ!」と、心の底から明るくなってきて、
もう治そうとか、そんな事、考えなくて良いんだ、躍起になって、
人と比べなくて良いんだ!」と、とても嬉しい気持ちになり、
病気に対するこだわりを捨てることが出来ました。
浄心行では今迄は何回か受けていても自分の事ばかり書いていましたが、
長田先生の「親の気持ちになって書いてみたら良いですよ」というコトバを聴き、
母の気持ちになって書いてみました。
私は子供の頃、父を亡くしていました。
その後、母が再婚もせずに私達兄妹を一人で育ててくれました。
そして愛している子供が複数の医師から、不治の病を宣言され、
どんな気持ちになったんだろうと考えてみました。
母は私の病気が分かった時点から、ものすごく躍起になっていました。
健康に良いと言われると食べ物を変えて調理に気を配ったり、
今迄も地元の白鳩会の運動を頑張っていましたが、
私のために講習会の受講券の頒布数を増やしたりして、
パートで働いている母にしてみると、すごくすごく大変だったと思うのです。
それなのに私は自分の病気に対する不安や恐怖で一杯になって、
母の気持ちまで考えてあげる余裕がありませんでした。
そして、浄心行用紙記載の時に母は、どんな気持ちだったんだろうと考えてみると、
申し訳ない気持ちで一杯になり、母に対する感謝の気持ちで一杯になりました。
きっと母は私以上に辛かったんだと思うのです。
変われるものなら変わりたいと思ったに違いありません。
霊界にいる父も同じ気持ちだったと思います。
今回の練成会で、両親に対する感謝の気持ちが更に深まり、
治病に対するこだわりを捨てることが出来ました。
そして、私と同じような問題で悩んでいる人の力になり、
より多くの人のお役に立つよう、この生長の家の教えを伝えていきたいと思います。
ありがとうございます。
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