96,腎臓ガンが消えた
T.Hさん 「宝蔵」第273号(最新号)より 2008年7月2日更新
合掌ありがとうございます。私は昨年(平成19年)12月8日に両方の腎臓がガンにかかっていると診断された。又、12月11日には電話で両方の腎臓を切除するその時、血液透析を受けている身体であるので、血圧が急低下する可能性がある。要するに手術中に死亡する可能性もあると云われたのである。早速、宇治別格本山に祈願書を提出した。その祈願書に私は次のように書いた。
「もう一度、再検査をして頂いて、出来ることならガンでありませんように。またガンであるならば、速やかに除去手術を行って下さい。」
宇治別格本山から届いたお札を両手にはさみ、「私は神の子、病なし」を言い続けた。ある日、仏壇で『甘露の法雨』を唱えていると不思議な現象が起こった。私の身体に一寸(いっすん)程度に切った稲わらが沢山付いており、それが私の身体からバラバラと落ちて行く様子がありありと見えたのであった。これはもちろん一時的に霊眼が開けたものと思われる。
病院から電話があり、12月18日に入院することになった。その時、私は今年(平成20年)の正月は病院暮らしかなあと思っていた。12月18日の朝9時30分頃から再検査の準備が始まった。医師は、「ガンが転移していても腎臓だけは切除しますから。」と言いながら造影剤を入れるための準備をした。私は血液透析を受けている身体なので、X線CT検査後、直ちに透析室に行き透析により造影剤を身体から除いてもらった。病室に戻って来たのは確か午後一時頃だった。不安な気持ちで検査結果を待っていた。
午後2時40分頃であった。主治医が飛んで来て、「ガンではなかった!」と言った。私はきつねにつままれたように感じた。付き添っていてくれた妻と病室で抱き合った。嬉しい!でも、医師は次のように言った。「まだ疑わしいので、平成20年2月29日に再度検査をします。」翌日12月19日退院した。私は「ガンではない。あったガンが消えたのかもしれない!」と思った。12月8日のX線写真は私自身でも「ガン」と思ったものである。それが無くなっていた。
平成20年2月29日に再々度の検査を行った。その日医師は私にX線、CT写真を見せてくれた。私は見た。前にあったコブのようなものがない!そのかわり、石灰沈着のようなものが少しあることがわかった。すなわち、2月29日の3度目の検査結果も「ガンではなかった」のである。 |