生長の家宇治別格本山総務・宮司就任の挨拶
生長の家宇治別格本山総務 堀端芳樹
平成二十六年二月二十六日に開催されました宇治別格本山理事会におきま して総務・ 宮司に選定され、楠本先生の後任として四月一日から就任をいたし ました堀端 芳樹と申します。
昭和五十五年十月に宇治別格本山に奉職いたしまして、最初は霊宮聖使命 会事務局(現在の霊宮聖使命会事務部会員課)に配属となり、当時は霊宮聖使 命会の事務処理を電算化する時期でありました為、全国の教化部に出向き霊宮 聖使命会の取扱者の方々と共にコンピューター処理への切替え作業にあたりま した。その後、平成九年九月には管理部に配置替えとなりまして、盂蘭盆供養大 祭の事務局業務や本山設備の維持管理業務等に携わりました。 さ らに平成十六年十月からは祭司部長を兼務いたしまして、宝蔵神社や精霊 招魂神社、全国流産児無縁霊供養塔、末一稲荷神社等の各種祭典に携わりま して現在に至っております。
宇治別格本山の役割は主として三つの柱によって成り立っております。一つ目は宝蔵神社における先祖供養を中心とし た各種祭典、二つ目はいのちのゆにはとして、多くの悩める人々を救済する役割の宇治練成会、三つ目は入龍宮幽斎殿 における写経、神癒祈願及び神想観であります。この三つの柱が盛んになることが、宇治別格本山の発展につながること であり、さらには大聖師谷口雅春先生の御心に答えることと考える次第です。 特に宝蔵神社が建立されましたことは、生長の家光明化運動の霊界と直通し、交流するところが建設されたことでありま して、大聖師谷口清超先生が宇治の地は「生長の家団体全体から見ると仏間であり神殿である」と話されましたように重要 な意義をもつわけであります。 生命の実相の第二十一巻の五十九頁には次のように書かれております。「生長の家の人類光明化運動には人間だけが 参加しているのだ と思うと間違いでありまして、霊界における高級のスピリットが参加していて、霊界からこの光明化運動を 護念しているのであります・・・」 本尊神霊の導きによります宝蔵神社に祭祀された御霊様の働きは今後ますます重要になると思いますので、宇治別格 本山の果たす役割も重要と考える次第です。これまで楠本先生が長年培われた事を手本として生長の家人類光明化運 動、国際平和信仰運動、宇治別格本山の発展のために精進努力をしていきたいと思いますので、よろしくお願い申し上 げます。
総務室にて 平成26年4月11日撮影
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