「宇治の四季」
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平成23年3月1日



立教82年生長の家春季記念日
生長の家総裁法灯継承記念式典



宇治別格本山では、午前9時より、
宝蔵神社大拝殿にて、
「記念式典」が執り行われました。

国家「君が代」斉唱



小林昇部長による「生長の家 出現の精神」の朗読

 

及川本部講師による祝辞

以下、及川本部講師が朗読された御文章です

 

 

第二十九章 魂の進歩には伝道が必須である

 

「上求菩提、下化衆生」の両つのはたらきが車の両輪の如く揃うことによって、

その人の魂は完全に速やかに得られるのである。

 

「私はもっと完全に修養を積み、魂がもっと向上してからでないと、

人に道をつたえる資格はない」という人がある。

 

これは大いに謙遜しているように見えるけれども、

それは一種の霊的利己主義に過ぎないのである。

 

生きている人はどんなに幼い子供でも呼吸しなければならない。

受けた空気は必ず呼(はき)出すことによって、次の空気を吸い、

肉体の生長と発達とが得られるのである。

 

”真理”を学び、”真理”を人に伝えるということは、

一種の霊的呼吸であって、吸い込んだ”真理”を、更に吐き出して

他に与えることによって、子供が空気を吸っては呼出すことによって

生長するが如く、人間の魂も生長するのである。

 

受けた”真理”を自己の内に止めるということなく、

他に伝える過程に於いて魂は一層進歩し、

”真理”の理解が深くなるのである。

 

(『白鳩』昭和41年1月18日の蔵言より)



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