『 宇治だより 』  宇治を愛する人  

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『宇治だより』 第43  平成4年3月1日 

  魂の感動の地 宇治
   生長の家広島教区教化部長(当時) 大塚 和富


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昭和四十三年の秋と記憶していますが、
当時愛知県で生長の家青年会に入会し、
単青委員長になったばかりの私は、
宇治別格本山で開催された谷口雅春先生御指導の詳密講習会に誘われて、
貸切バスで参加させて頂いた時が
宇治別格本山との初めての出逢いでありました。

大拝殿での超満員の中で拝聴させて頂いたご講話、
また夜は多くの参加者の方々と一緒に
大拝殿で宿泊させて頂いたことが懐かしく想い出されます。
その時に感じた宇治別格本山の荘厳さと
清々しい霊気に触れた何ともいえない感動は、
今でも忘れることができません。

その後、愛知県で青年会執行委員長とならせて頂いた時に、
盂蘭盆供養大祭で招霊祭員として奉仕させて頂き、
大祭の荘厳さと先祖供養の素晴らしさと重要さを深く学ばせて頂きました。

また父が胃潰瘍と診断され入院が必要となった時に、
宇治の一般練成会に案内させて頂き、
練成会受講後はすっかり健康体となり、
“病(やまい)無し”の真理に目覚めさせて頂いて以来、
今年喜寿と金婚式を同時に迎えさせて頂く幸せを深く感謝申し上げる次第です。

昭和五十四年一月に本部に奉職しましてからは、
しばらく宇治には参拝する機会がありませんでしたが、
昭和六十二年二月に家内の父が胃癌と診断された直後、
宇治練成会受講をあまり気の進まなかった父に家内と説得して、
両親共々一般練成会を受講してもらいました。
残念ながら一年後に六十六才で他界した家内の父は、
永代供養で宇治で祭祀して頂いています。

昭和六十三年六月より広島教区教化部長を拝命させて頂いてからは
度々宇治別格本山へ来させてもらっています。
平成元年の盂蘭盆供養大祭では神官奉仕を初めて努めさせて頂き、
流産児供養塔供養大祭において聖経読誦の先導を
総裁先生御夫婦の御前で行いました。

初めてであり、大変緊張しましたが最後まで
詰まったり間違えたりすることなく無事に読誦することができ、
神様に導かれている幸せを深く感じ感謝致しました。

広島教区は八月下旬に講習会が開催されることが多く、
盂蘭盆供養大祭には団体参拝ができませんがここ二年間、
三月下旬に大講習会目標突破祈願祭を宇治別格本山で実施して頂いて、
そこに団体で参拝させて頂きました。


平成二年は約七00名、三年は約三00名
広島より貸切バスで参拝させて頂きました。
先祖の御霊のお力添えも頂き、
それぞれ二千名づつ大講習会の動員が増加しました。
本当に感謝に堪えない次第です。

今年も三月二十二日に参拝の予定です。

 

 

 

 

 

 


©生長の家宇治別格本山