全国流産児無縁霊供養塔  
慈母観世音菩薩のお導きのもと全国無縁の流産児の御霊を供養する
    

昭和36年8月20日、宇治別格本山の一隅に、

檜造りの「全国流産児無縁霊供養塔」が建立されました。


この「全国流産児無縁霊供養塔」は、生長の家創始者谷口雅春先生が、

生命尊重の立場から人工妊娠中絶(堕胎)を深く悲しみ、

堕胎された流産児の無縁の霊を供養するために建立されたものです。


この入魂式の時、谷口雅春先生は、

日本全国の人工流産児の霊(みたま)を招霊される際、


「人工流産児招霊鎮魂之詞」の冒頭に記されている、

人工流産にて不慮の厄(わざわひ)に遭ひ 現世(うつしよ)を去りし 

日本全国の童子童女の霊に告ぐ

という言葉を3度くり返し高唱されました。


この年より、盂蘭盆供養大祭において「流産児霊牌」が奉安されるようになりました。


「人工流産児招霊鎮魂之詞」に続いて奏上された

「人工流産児供養祈願文」において、

ここに「人工流産児供養塔」を建立し 

この供養塔に日本全国無縁の人工流産児の霊を招霊祭祀し

(無縁でない流産児で霊牌に命名されたる場合は

この太字のところを「有縁の人々の浄志により 各々汝たちに戒名を

授け 此処宝蔵神社の内殿に霊牌を祭祀し」と書きかえる)


と、 「霊牌」に祭祀する流産児(有縁)と、

「供養塔」に祭祀する流産児(無縁)の違いを示されました。


昭和40年10月14日、檜造りの供養塔にかわって、

約25トンの御影石(瀬戸内海産)の供養塔が建立され、「全国流産児無縁霊供養塔」と

彫まれ、塔の上に慈母観世音菩薩像が安置されました。


日本で初めて建立された「全国流産児無縁霊供養塔」は、

今日まで幾多の奇蹟的な霊験を生みだしています。

《 全国流産児無縁霊供養塔の祭典 》

◆全国流産児無縁霊供養塔供養大祭  毎年8月19日

◆月次祭 毎月19日




   
  8月19日の全国流産児無縁霊供養大祭の様子
 

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